資金不要で参加可能!アイザワ証券のIPOルールを解説

アイザワ証券 IPO

アイザワ証券(藍澤証券)は、大正7年創業の老舗証券会社になります。
対面取引が中心ですが、新規公開株のネット取り扱いがあります。

アジア株に強い

アイザワ証券は2000年にアジア株式の取り扱いをはじめるなど、アジア株のパイオニアとして知られています。
中国や韓国市場はもちろん、タイやマレーシア・ベトナム・イスラエルなど12市場の取引が可能です。

また一部の市場ではシステムが直結しており、リアルタイムで取引が行えるようになっています。
情報ツールも機能が豊富で、アジア株式のレポートが無料で公開されています。

完全平等抽選は10%

アイザワ証券の抽選方法ですが、完全平等抽選(10%抽選)となっており、取引実績などに関係なく誰でも当選チャンスがあります。
10%と言う水準は、他の証券会社と同等なので問題ないですね。

残りの90%は裁量による配分となっており、証券会社との付き合い次第で当選できるか決まります。

前受金は不要

アイザワ証券のIPOは。資金がなくても参加することが可能です。
申し込みの際にお金を必要としないので、少額でIPO投資を行っている方にはありがたい仕組みと言えます。

ただ資金不要といっても、当選もしくは補欠時に購入代金分の資金が要りますので注意しましょう。

取り扱い数はそこそこ

上場日取り扱い数(主幹事数)
2019年7(1)
2018年15(1)

数は多くありませんが、幹事引受を中心に一定の取り扱いがあります。
最近は2年連続で主幹事を務めています。

辞退してもペナルティはない

当選時の辞退ペナルティについての記載はありせん。
他社では、一定期間(もしくは無期限)IPOに参加できなくなる罰則が存在するところもあります。

アイザワ証券ではそういったペナルティが存在しないので、評価が微妙な銘柄の場合でも気にすることなく参加できます。

手数料は安くない

アイザワ証券のネット取引手数料は、他と比べて少し高めの設定となっています。

約定代金手数料
~50万円以下740円
(税込814円)
50万円超
(3,000万円まで)
1,500円
(税込1,650円)

IPO利益を考えればそこまで気にする必要はありませんが、銘柄によっては負担コストが大きくなることに注意が必要ですね。

ネット取り扱いが必ずあるわけではない

前述したとおり取り扱い数はそこそこあるのですが、その全てがネットで申込めるわけではありません。

対面口座のみと言う場合もあり、ネットから参加できないこともあります。
またネット配分数量(10%)が5枚以下の場合、抽選を行わないと記載されています。

入金が少々不便

現在でほとんどの証券会社でクイック入金(即時入金)が導入されていますが、アイザワ証券では利用できません。
用意された専用入金口座に振込を行う必要があり、手数料も自己負担となっています。

また入金処理がザラ場時間外になってしまうと、反映は翌営業日になることも少し不便と言えます。

アイザワ証券のIPOルールまとめ

アイザワ証券の詳細・IPOルール
抽選方式完全平等抽選
配分割合10%
入金タイミング購入申し込み時
資金拘束購入申し込み時
重複申込み可能
辞退ペナルティなし
クイック入金なし
口座開設費・管理費無料
証券口座開設数かなり少ない

2019年12月以降前受金が不要となったことで、IPO投資に活用できる証券会社になりました。
優先度こそ高くないものの、積極的に当選を狙いたい場合は保有しておいて損はないでしょう。

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