「ピーバンドットコム」が上場承認されましたのでIPO詳細情報をまとめました。
事業内容はプリント基板のネット通販みたいですね。
P板.com(ピーバンドットコム)というECサイトを運営しております。
少し利用する人が限られるネットショップなだけに、IPOとしてどこまで評価されるのかが注目です。
ピーバンドットコムのIPO詳細データ
上場市場 | 東証マザーズ | |
---|---|---|
BB申込期間 | 2/21(火) ~2/27(月) | |
購入申込期間 | 3/2(木) ~3/7(火) | |
想定価格 | 1,550円 | |
仮条件 | 1,530円~1,650円 | |
公開価格 | – | |
上場予定日 | 3/9(木) | |
吸収金額 | 13.3億円 | |
時価総額 | 33.9億円 | |
当選枚数 | 公募 | 1,500枚 |
売出 | 7,100枚 | |
合計 | 8,600枚 |
ネット通販関連IPOが続きましたね。一応ネット関連IPOではありますが冒頭で述べたとおり、プリント基板に特化していて万人に利用されるネットショップではありません。
ですのでIPOとして人気化することは厳しいのではないでしょうか。
吸収金額は13.3億円でマザーズで中型程度の規模感となります。
中型なので需給面で良くも悪くもない感じですね。
ただ売出株が多いのがすこし気になりマイナス面でしょうか。
当選枚数は8,600枚と多くはないですが、SBI証券が主幹事ですので配分率が高く当選チャンスも高くなります。
SBI証券は申込株数が多いほど有利になりますので、出来る限りの資金を準備して臨みたいところですね。
業績は売り上げ自体は頭打ち感がありますが、今季利益は前期の倍以上の利益を出していますのでタイミングとしては良い上場となりますね。
ピーバンドットコムのIPO取り扱い会社
主幹事 | SBI証券 |
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幹事 | マネックス証券 |
松井証券 | |
SMBC日興証券 | |
東洋証券 | |
岩井コスモ証券 | |
アイザワ証券 |
SBI証券でのチャレンジポイント当選狙いは微妙かもしれませんね。
ただポイントの価値が年々下がっていると言われていますので、機会があれば早めに利用することをおススメします。
あと久々に松井証券が幹事を務めています。私も当選したことがあり、今後も委託幹事を含めてIPOを取扱があると思われますので口座開設しておくことをおすすめします。
それ以外のマネックス証券、SMBC日興証券、後期型の岩井コスモ証券は優先的に申し込みたいところです。
東洋証券はまだ正式な発表はありませんが、主幹事ではないのでの恐らくネット取扱いはないと思われます。
アイザワ証券ではネット取扱が発表されており、穴場証券になるかもしれませんね。
上位株主とロックアップ詳細
株主名 | 所有比率 | ロックアップ解除 |
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田中 一宏 | 43.72% | 90日間または1.5倍 |
株式会社インフロー | 33.21% | 90日間 |
田坂 正樹 | 20.51% | 90日間 |
後藤 康進 | 0.85% | |
上田 直也 | 0.21% |
上位株主にはロックアップが掛かっており問題ないでしょう。
ピーバンドットコムのIPO評価
ピーバンドットコムの初値予想 | |
---|---|
1,950円~2,250円 |
マザーズ中型で人気化しないIPOなだけに大きく初値が高騰することはないでしょう。
毎年3月は多くのIPOが行われる時期ですので、資金が分散される可能性があるのもデメリットとなります。
ロックアップにVCはなく個人ばかりですので、売り圧力がない点は安心できますね。
私の現在のBBスタンスは「一応参加」とします。
大手の初値予想がまだですが、ややプラスリターンあたりでしょうか。
SBI証券主が幹事で当たりやすいだけに積極的に申し込みたいところなのですが、公募割れリスクが全くないIPOでもありませんので難しいところですね。
大手の評価が出てきてから、最終的なBB参加スタンスを決めたいと思います。
▼幹事団のルールを確認しましょう▼