チャンス抽選で当選確率アップ!大和証券のIPOルールと概要

大和証券は日本の大手証券会社5社の一つに入る証券会社となります。
IPOでは多くの主幹事を務めており、今後も積極的なIPO取扱いを期待できるでしょう。

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IPOの抽選配分率

IPOの抽選配分は割り当て枚数の15%以上もあり、それと比べて一般の証券会社の配分率がおおむね10%であることから当選期待が高くなることが特徴ですね。
もちろん完全平等抽選ですので誰でも当選チャンスがあります。
これが大和証券は当選しやすいと言われる所以と言えるでしょう。

チャンス抽選がある

なんと大和証券では「チャンス抽選」といった通常の抽選とは別のユニークな抽選方式があるのをご存知でしょうか。
落選した人を対象に、割り当て枚数の10%を再度チャンス抽選として当選を決めるというものです。(以前は5%でしたが、2018年9月末に10%に拡大)

さらにチャンス抽選の中でもチャンス回数というものがあり、回数が多いほど抽選される回数も増えて当選確率がアップするという仕組みになっています。
要するにチャンス回数が多ければ、チャンス抽選で当選する確率が高くなるということになりますね。

通常は誰でも1回のチャンス抽選の参加資格を持っています。
そのチャンス回数の増やし方ですが、後述する方法で最大10回までチャンス回数を増やして行くことができます。

大和証券のポイントプログラム&プレミアムサービスでチャンス回数を増やせる

題名の通りチャンス回数はポイントプログラムとプレミアムサービスで増やして行くことが可能になります。

まずプレミアムサービスですが、預かっている資産評価額によってステージが決まるサービスとなっています。
5,000万円以上預ければ「プレミア プラチナ」という一番上のステージとなるので、自動的にMAXのチャンス回数10回になります。
ただこれは資金がある人でないと厳しく、個人の投資家にはやや厳しい制度といえますね。

次にポイントプログラムの方ですが、こちらはポイント残高によってチャンス回数が増えて行く仕組みになっています。
通常のポイントの貯め方としては、株式取引の手数料や債券の買付額によってポイントが付与されるのですが、ある別の方法でも増やすことが可能です。

それは大和証券の株主優待を手に入れるだけです。
株主優待の一つにポイントプログラムの交換ポイントがあり、これを利用することでポイントを増やしていくことが可能となっています。
現在のところ1,000株保有で2,000ポイント付与がされます。
なので優待タダ取りを実行すれば、僅かな手数料分だけでポイントを増やして行けますね。

チャンス回数を増やしたからと言って必ず当選するとは限りませんが、少しでも当選確率をアップさせるためにも行わない手はないですね。

コンスタントにIPO取扱い数あり

年度取扱い数(主幹事)
2019年43(21)
2018年19(12)
2017年26(15)
2016年34(16)
2015年39(16)

大手の証券会社とあって取扱いも毎年多いです。
2019年は過去最高数の主幹事を務めています。

大和証券の取引手数料

約定金額手数料
~ 10万円まで1,080円
~ 50万円まで1,863円
~ 100万円まで3,726円

ネット取引の手数料ですが、他と比べて安いとは言えないでしょう。
ただIPO投資の場合、得られる利益は大きいですのであまり気にする必要はありませんね。

大和証券での当選実績

上場日銘柄初値
(初値利益)
2017/12/13SGホールディングス×200株1,900円
(+28,000円)
2017/9/26壽屋2,650円
(+65,000円)
2017/8/3シェアリングテクノロジー2,990円
(+139,000円)

2017年には年間で3度の当選を果たしています。
佐川急便やKOTOBUKIYAなど、全てで利益が出ています。

当選報告

大和証券のIPOルールまとめ

大和証券の詳細・IPOルール
抽選方式完全平等抽選
配分割合15%、チャンス抽選10%
入金タイミング抽選参加時
資金拘束購入時
重複申込み可能
辞退におけるペナルティなし
口座開設費・管理費無料
手数料高い
IPO取扱い数ネット取り扱い 34社(2016年)
開設証券口座数302万件(2015年12月時点)

通常の抽選方式とチャンス抽選を合わせて25%という高い抽選配分率が魅力ですね。
チャンス抽選では特に枚数の多い大型IPOで力を発揮する抽選サービスとなっているので、お祭りIPOなどでも活躍できることでしょう。

さらにIPO申し込み後の資金拘束がなく重複申込みが行えること、完全平等抽選で20%の抽選配分があることからIPO投資には必須の証券会社と言えますね。

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