安藤証券は2014年にてインターネット口座「美らネット24」で、IPOを取り扱いが始まった証券会社です。
1口座につき申し込みは1口のみなので、誰にでも当選チャンスがあります。
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委託幹事の場合はIPOルールが異なる
安藤証券の通常の抽選配分率は10%以上になっています。
ここに関しては他の証券会社と同配分程度なので問題ないですね。
前述の通り主幹事や幹事を務めたIPOの場合、10%以上を抽選で配分しているのですが、
裏幹事(委託幹事)の場合はなんと100%抽選に回しています。
委託幹事の場合は配分枚数自体少ないですが、そのうちの100%を抽選対象としていますのでIPOによっては幹事証券の配分枚数を上回ることも期待できます。
委託販売の場合は通常の需要申告期間よりも早く行われますので、仮条件決定時に申込み可能か確認して需要申告期間の確認が必須です。また期間が短いので注意が必要です。
抽選は通常のBB(ブックビルディング)の初日に行われることが多いですので、抽選結果を見てから落選の場合は他の証券会社に資金を回すことができます。
ただ委託販売として取扱いができない場合(販売中止)がありますので、申込みが無駄になってしまうときがあります。
そういった場合でも参加しない限りは抽選すら行われませんので、申込みは必ずしておいた方が良いですね。
ちなみに、「安藤証券方式」での5枚くらいの割当は、「委託販売団」によるものです。IPOでは約1%程度が「委託販売団」に割り当てられ、幹事入りしていない証券会社を対象に、抽選で配られます。委託販売団から配分をもらう証券会社はだいたい小規模証券です。たまに丸三証券がもらってたりするけど
— J.Smith (@JSmith34249613) 2019年2月6日
取扱いはまずまず
年度 | 取扱い数 |
---|---|
2016年 | 2 |
2015年 | 7 |
2014年 | 2 |
上記は正式に幹事入りした数字です。
委託幹事を含めるとさらに取扱い数が多くなります。
年に数回は幹事を務めますので、開設したのに申し込みができないといったことは起きないと思います。
抽選結果は?
抽選結果は、サイトにログイン⇒「お知らせ」にて発表されるほか、「国内株式」⇒「IPO・PO」⇒「購入申込」「申告・購入申込状況」に表示されます。
また当選者のみ抽選結果メールが配信されます。
落選した場合は配信されませんので、サイトにて確認する必要があります。
安藤証券のIPOルールまとめ
安藤証券の詳細・IPOルール | |
---|---|
抽選方式 | 完全公平抽選 |
配分割合 | 10%(委託販売の場合100%) |
入金タイミング | ブックビルディング(BB)時 |
資金拘束 | 当選・補欠当選時 |
重複申込み | 同一資金で可能 |
辞退におけるペナルティ | なし |
手数料 | 100円(税抜)~ |
IPO取扱い数 | 6社(2015年) |
開設証券口座数 | かなり少ない |
最近になってIPOに力をいれており、これからも目が離せない証券会社です。
特に委託幹事には積極的に参加しようとしておりますので、これからの取扱い数は増えてきそうです。
年間におけるIPO当選は5回までと制限がありますが、今のところあまり気にする必要はないでしょう。
口座開設者がかなり少なくて、超穴場証券会社ですので口座開設は必須です!