毎年主幹事での取り扱いあり!東海東京証券のIPOルールまとめ

東海東京証券は、国内の中堅証券会社となります。
IPOも毎年主幹事&幹事を務めることが多く、IPO投資に必須の証券会社と言えるでしょう。

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IPOルール

東海東京証券のIPO抽選方法は、完全平等抽選の10%配分(残り90%は店頭配分)となっており誰でも当選チャンスがあります。
資金量や取引実績に関係なく、平等に抽選が行われます。

引受株数2,000単位未満の場合は、「個人優遇ステージ」という取引実績などで優遇が受けられる、ステージ制での抽選方式となります。

ステージ預かり資産平均残高取引手数料累計配分割合
SステージAステージ相当以上のお客様BB状況により変動
Aステージ1億円以上50万円以上
Bステージ3,000万円以上30万円以上
Cステージ500万円以上10万円以上
Dステージ上位以外のお客様10%

【集計期間】前年9月~2月⇒【適用期間】4月~9月
【集計期間】3月~8月⇒【適用期間】10月~翌3月

ステージが高いほど優遇されて当選確率が高まります。
メインで東海東京証券を利用している方は、当選チャンスが期待できますね。

重複申込みが可能

東海東京証券ではIPO申込時に資金拘束がされませんので、同時期にあるIPOの申し込みも重複して行うことが可能です。
同時期にあるIPOで一番価格が高い金額を入金すれば、すべてのIPO銘柄で申込みを行えます。

IPOが重なって資金が足りなくなる可能性があるときに、資金節約になり大変ありがたい制度と言えますね。

毎年多くの主幹事・幹事実績

年度取扱い数(主幹事)
2019年23(4)
2018年20(1)
2017年11(3)
2016年15(5)
2015年27(5)
2014年23(3)

毎年取扱いが安定してあり、中堅証券会社の中ではトップクラスの実績を誇っています。
主幹事を数件務めるので、当選チャンスが大いに期待できます。

2016年12月に上場した「グレイステクノロジー」では主幹事を務め、初値売りで+403,000円の利益が出ています。

2019年も主幹事4件を含む23件のIPOを取り扱っています。
愛知県に本社を置いていることから、名古屋証券取引所に上場するIPOの取り扱いが多いことが特徴です。

即時入金サービスがある

IPO資金の入金方法ですが、東海東京証券では即時入金サービス(クイック入金)に対応しております。
振込手数料無料で、いつでも(メンテナンス時間を除く)振り込みを行うことができます。
現在のところ、「三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行」の3社が対応となっています。

また銀行振り込みも可能で、振込手数料は東海東京証券が負担してくれます。
即時入金未対応の銀行から入金したい場合は、銀行振り込みを利用しましょう。

取引手数料

東海東京証券の株式手数料ですが、約定代金25万円までは1,620円、50万円までは1,863円となっています。(すべて「かんたんダイレクトサービス」手数料)

チャットサポートは24時間365日対応

東海東京証券では「スマートコンシェルジュ」と呼ばれるチャットサポートがあり、24時間365日の間リアルタイムで質問することができます。
ネット取引に慣れていなくて不安のある方でも、リアルタイムに問い合わせすることができるので、安心して利用できるでしょう。

東海東京証券での当選実績

上場日銘柄
2016年11月1日岐阜造園

当選枚数は少なかったですが、主幹事を務めた「岐阜造園」IPOで初当選を果たしています。

東海東京証券のIPOルールまとめ

東海東京証券の詳細・IPOルール
抽選方式完全平等抽選、ステージ制
配分割合10%
入金タイミングBB申込時
資金拘束購入申し込み時
重複申込み可能
辞退におけるペナルティなし
クイック入金あり
口座開設費・管理費無料
証券口座開設数42万口座(2015年3月末時点)

東海東京証券ですが以前は電話での参加受付のみでしたが、2015年にネットからの申し込みが可能となりました。
さらにここ最近も即時入金に対応したり、重複申し込みが可能になったりと、IPOにおいて利用しやすい環境が整ってきています。

抽選配分は10%と一般的な水準ですが、配分が多く回っているためかネットでの当選報告が多いのが特徴です。

重複申込み可能なことも資金節約につながるので、申込期間が重なった時には重宝されると思います。

IPO取扱いは毎年安定していますので、当選を一つでも増やすために保有しておくことをおすすめします。

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