4月25日に上場予定であるアセンテックIPOの仮条件が決定しましたので、初値予想と抽選参加スタンスを含めてお伝えします。
アセンテックのIPO仮条件
上場市場 | 東証マザーズ | |
---|---|---|
ブックビルディング期間 | 4/7(金)~4/13(木) | 購入申込期間 | 4/18(火)~4/21(金) |
上場日 | 4/25(火) | |
想定価格 | 1,720円 | |
仮条件 | 1,840円~2,000円 | |
オファリング・レシオ | 29.7% | |
吸収金額 | 7.75億円 | |
時価総額 | 26.1億円 |
証券会社別の抽選枚数(予想含む)
証券会社 | 抽選枚数 | |
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主幹事 | SBI証券 | 1,568枚 |
幹事 | みずほ証券 | 33枚 |
SMBCフレンド証券 | 4枚 | |
岩井コスモ証券 | 4枚 | |
東洋証券 | 4枚 | |
アイザワ証券 | -枚 | |
極東証券 | -枚 | |
ニュース証券 | -枚 |
アセンテックの初値予想とBB参加スタンス
初値予想と評価
初値予想 | |
---|---|
3,800円~5,000円 |
大手予想会社の初値予想 3,600円〜4,200円
アセンテックの仮条件は想定価格を上振れた1,840円~2,000円の超強気の設定となりました。
かなり上振れましたが、機関投資家の評価はかなり高かったということになるのでしょうか。
現在までの地合いの良さも含まれているかもしれませんが、ここにきて相場の状況が不安定になってきていますのでIPOバブルでも安心できないかもしれません。
アセンテックIPOのポジティブ材料としては、東証マザーズ小型でSBI証券主幹事なので個人投資家の注目度は高くなりそうです。
業種は企業への仮想デスクトップサービス、クラウド関連ということでIPOの人気も高いです。
想定価格の価格設定も類似企業と比べて割安感がありますね。
逆にネガティブ材料としましては、公募売出比で売出比率(約70%)が多いこと、オファリング・レシオも約30%と少し高めで初値に影響を与えそうです。
あと上位株主にVC保有があり、ロックアップこそ掛かっていますが1.5倍で解除されて売り圧力となることでしょう。
業績も良くなく今後の成長が期待しづらいということも買い需要を減らす要因となりそうです。
アセンテックIPOの全体評価としましては、SBI証券主幹事のネット小型案件とだけあって個人の投資家の注目度が高くなることは評価できるでしょう。
新規上場の中休みになるであろうGW前最後のIPOということも注目度がさらに増しそうです。
ただ規模こそ小さいものの、売出株比率が高いこととVC保有があることなどで需給面ではそれほど良い環境とは言えないかもしれません。
上記のことから最終的に私の参加スタンスは全力参加としました。
IPOとして良くない点もいくつかあるものの決して公募割れをする案件ではありませんので、全力で当選を狙いに行くつもりです。
現段階の初値予想は公募比+2倍前後とさせていただきます。
通常ならBランクが妥当な評価ですが、SBI証券主幹事で当選が狙いやすいことから評価をAランクとします。
アセンテックのBB参加スタンス
証券会社 | 抽選枚数 | |
---|---|---|
主幹事 | SBI証券 | 参加 |
幹事 | みずほ証券 | 参加 |
岩井コスモ証券 | 参加 | |
SMBCフレンド証券 | ネット申込不可 | |
東洋証券 | ネット申込不可 | |
アイザワ証券 | ネット申込不可 | |
極東証券 | ネット申込不可 | |
ニュース証券 | ネット申込不可 |
割当枚数などからここは主幹事のSBI証券でに資金を集めて当選を狙いに行く形でもよいかもしれません。
資金がある程度あれば当選期待も高くなりますので、ここは当選したいところですね。