6月30日に上場予定のGameWithの仮条件が決定しましたので、初値予想と抽選参加スタンスを含めてお伝えします!
目次
GameWithのIPO仮条件
市場 | 東証マザーズ | |
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事業詳細 | ゲームに関する総合メディア・コミュニティの開発・運営 | |
業種 | サービス業 | |
ブックビルディング期間 | 6/15(木)~ 6/21(水) | 購入申込期間 | 6/23(金)~ 6/28(水) |
上場日 | 6/30(金) | |
想定価格 | 1,720円 | |
仮条件 | 1,720円~1,920円 | |
吸収金額 | 14.5億円 | |
時価総額 | 141億円 |
証券会社別の抽選枚数(予想含む)
証券会社 | 抽選枚数 | 主幹事 | 大和証券 | 957枚 |
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幹事 | SMBC日興証券 | 29枚 |
SBI証券 | 66枚 | |
みずほ証券 | 29枚 | |
東海東京証券 | 7枚 | |
岡三証券 | 7枚 | |
いちよし証券 | 11枚 |
GameWithの初値予想とBB参加スタンス
仮条件と価格設定
GameWithのIPO仮条件ですが、1,720円~1,920円とやや強気の設定となりました。
最近は本当に強気設定が当然の風潮になっていますね。
価格設定は少々割高な気がしますが、今後の成長を見込むとなるとあまり気にする必要もないと思います。
業種と業績
業種はゲーム系メディア&攻略サイトとなっており、スマホゲームが今もなお人気が強いことから、若い世代を中心に人気を集めそうです。
「モンスト」、「パズドラ」など不動の地位を誇るゲームアプリでも、検索上位に来ていることからアクセス流入はかなり多くなっています。
業績好調、会員数の伸びも急上昇と、今波に乗っているゲーム系メディアサイトと言えそうです。
上場市場と規模は?
マザーズ上場で規模は14.5億円、仮上限の上限で決まると16.2億円となり、マザーズでは中型の規模となります。
三社同時上場でございますが一番規模が大きいですので、話題性こそあるものの買い需要が勝るかどうかがポイントとなりそうです。
需給面は?
売出の比率が多く上位株主を見てみると、VC保有が大量に存在します。
ただロックアップは最大270日と非常に厳しめに設定されています。
初値が高騰しやすい大和証券が主幹事なのはポジティブ要素です。
オファリングレシオも約10%と低い点が評価できます。
初値予想と評価
初値予想 | |
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3,500円~4,400円 |
大手予想会社の初値予想 2,100円~2,500円(仮条件決定前)
初値予想と評価ですが、同時上場の中でいちばん規模と売り圧力が大きいのがネガティブ要素となりますね。
それでも現在の相場環境なら、ロックアップが解除される1.5倍程度は騰がってくれると思います。
確かに規模&需給面では同時上場の中で劣ってしまいますが、親しみを持ちやすいゲーム関連ということで話題性では一番となりそうです。
スマホゲームアプリという、今後もゲーム市場の主導を担っていく分野に特化していることも、安心して買いが入りやすい展開となるのではないでしょうか。
ということで初値予想は公募比+1.5倍前後の予想とさせていただきました。
GameWithのBB参加スタンス
証券会社 | 抽選枚数 | 主幹事 | 大和証券 | 参加 |
---|---|---|
幹事 | SMBC日興証券 | 参加 |
SBI証券 | 参加 | |
みずほ証券 | 参加 | |
東海東京証券 | 参加 | |
岡三証券 | 参加 | |
いちよし証券 | 参加 |
参加スタンスですが公募割れするような銘柄ではありませんので、もちろん全力で参加いたします!
大和証券が主幹事を務めているということで、比較的当選を狙いやすいIPOとなります。
その他にも申し込めるところが多いですので、より多くの証券会社から参加して当選を狙いたいですね!
【追記】ライブスター証券からも申込み可能となりました!
直前初値予想とセカンダリー期待度
初値予想 | |
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3,800円 |
いよいよ明日上場ではありますが、やはりロックアップ解除付近がポイントとなりそうです。
話題性こそありますが規模がまずまずあり、需給的には3社同時上場の中で良くありません。
同時上場で買い手が分散されることも考慮して、ロックアップ解除前後で一旦初値形成がされそうだと予想します。
セカンダリーですが、ストックオプションの数はベンチャーキャピタル保有株に比べれば少ないですので、そこまで売り圧力を気にする必要もないかもしれません。
話題性もあるので初値形成によっては、マネーゲームになりそうな予感がします。