参加はどうする!?ラクスルのIPO初値予想とBB参加スタンス!

本日からBB(ブックビルディング)が始まった「ラクスル」のIPO詳細情報です。
後半戦第一号のIPOとなります。

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ラクスルのIPO詳細データ

銘柄コード4384
事業内容印刷及び集客支援のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」を中心とした印刷事業、物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」を中心とした運送事業など
上場市場東証マザーズ
BB申込期間5/16(水)~5/22(火)
購入申込期間5/24(木)~5/29(火)
上場予定日5/31(木)
想定価格 1,400円
仮条件1,300~1,500円
公開価格
オファリング・レシオ約46%
吸収金額176億円
時価総額385億円
当選枚数公募25,000枚
売出84,499枚
OA(オーバーアロットメント)16,421枚
合計125,920枚

ラクスルのIPO取り扱い証券会社

主幹事大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
幹事SBI証券
SMBC日興証券
みずほ証券
マネックス証券
委託幹事カブドットコム証券

主な上位株主とロックアップ詳細

株主名所有比率ロックアップ解除
松本 恭攝21.55%1.5倍または90日
株式会社オプトホールディング17.78%180日間
株式会社日本政策投資銀行8.91%180日間
グローバル・ブレイン5号投資事業有限責任組合7.32%180日間
WiL Fund I,L.P.(常任代理人 株式会社WiL)6.68%180日間
テクノロジーベンチャーズ3号投資事業有限責任組合4.86%180日間
YJ1号投資事業組合4.84%180日間
永見 世央2.70%1.5倍または90日
株式会社リンクアンドモチベーション1.93%180日間
AT-I投資事業有限責任組合1.93%180日間

上位株主には、日本の独立系VCや米国ベンチャーキャピタルなどが数多く名を連ねています。

ラクスルのIPO評価

ラクスルのIPO評価
市場東証マザーズ
上場規模×マザーズでは超大型案件
業種人気ネット印刷
売り圧力のなさ×VC大量で売り圧力強め
日程面中休み明け第一号案件
当選のしやすさ全力参加で複数当選が容易

ラクスルのIPO総合評価

総合評価C
1,400~1,600円
(仮条件上限で決まった場合の予想)

中休み明け最初のIPOはネット印刷で有名な「ラスクル」になりました。
前からIPOの噂がありましたので、注目度は高いと思います。

仮条件は想定価格を挟んだ1,300~1,500円となり、強気の設定とはいきませんでしたね。
ようやく黒字転換見込みでもあるため、もう少しディスカウントが感じれる価格で設定して欲しかったところです。

「ラスクル」はテレビCMを行っており、一般的にも知名度が高い会社となります。
そのため注目はまずまず集まりそうです。
休み明け尚且つ5月ただひとつの上場企業であることも、IPOにおける優位点となります。

ただ規模が約180億円とにかく大きいことがネックになります。
これだけの上場規模だと、通常は公募割れが視野に入ります。

今回の同規模の案件は2016年に9月にマザーズに上場した「ベイカレント・コンサルティング」(283億円)以来となります。
イグジット案件ではあったものの、初値結果は公募価格比-6.5%でした。

またオファリングレシオは高めで、売り出し株の比率も多いです。
ベンチャーキャピタル保有株も大量にあり、180日のロックアップはかかっているものの、当面の売り圧力となりそうです。

需給面は良くなく、初値に関しては期待ができないでしょう。
公募割れもしくは若干のリターンが想定されそうです。

日程面の良さと注目の高さが需給面の悪さを取り消すか注目ですね。
個人的にはリスクの方が高い案件だと思いますが、今年はリート以外当選できておりませんので、リスク承知で参加しようと思います。

ラクスルの参加スタンス

証券会社名参加スタンス
主幹事大和証券不参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券不参加
幹事SBI証券参加
SMBC日興証券不参加
みずほ証券参加
マネックス証券参加
委託幹事カブドットコム証券参加
松井証券参加

迷いましたがメルカリの上場も控えておりますので、主幹事はパスしてそれ以外のところから一部参加とします。
仮に当選しても一枚だけなら参加のリスクは小さいと思っております。

なんとか公募割れを回避して、次に上場するメルカリのIPOに繋げてほしいところです。

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